【徹底比較】クラリチン・ジェネリックと他の抗ヒスタミン薬の効果の強さや副作用の違いは?
アレルギー症状を緩和する抗ヒスタミン薬には、クラリチン・ジェネリックの他にさまざまな種類があります。
こちらのページでは、クラリチン・ジェネリックと他の抗ヒスタミン薬の強さの違いについて紹介します。
【結論ファースト】クラリチン・ジェネリックと主要な抗ヒスタミン薬の比較早見表
まずはこちらをご覧ください。
こちらは、クラリチン・ジェネリックと主な抗ヒスタミン薬を効果、副作用、用法、価格などで比較した表です。
| 商品名 | クラリチン・ジェネリック | フェキソフェナジン(アレグラ) | エピナスチン(アレジオン) | デスロラタジン(デザレックス) | ビラスチン(ビラノア) |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品 イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格 | 3,400円~ 1箱100錠 | 2,700円~ 1箱20錠 | 2,239円~ 1箱24錠 | 約40円/1錠 薬価 | 約50円/1錠 薬価 |
| 効果 | ヒスタミンH1受容体拮抗作用 ヒスタミン、ロイコトリエンC4の遊離抑制作用 | 選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用 炎症性サイトカイン遊離抑制作用 好酸球遊走抑制作用 各種ケミカルメディエーター遊離抑制作用 | 選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用 LTC4)及びPAF拮抗作用 ヒスタミン及びSRS-A遊離抑制作用 | ヒスタミンH1受容体拮抗作用 炎症性サイトカイン等の産生抑制作用 | ヒスタミンH1受容体拮抗作用 抗アレルギー作用 |
| 用法 | 1日1回、1回あたり10mgを食後に服用 | 1日2回、1回あたり60mgを服用 | 1日1回、1回あたり20mgを服用 | 1日1回、1回あたり5mgを服用 | 1日1回、1回あたり20mgを空腹時に服用 |
| 副作用 | 眠気、倦怠感、口の乾き | 頭痛、眠気、めまい | 眠気、倦怠感、頭痛 | 眠気、頭痛、口の乾き | 眠気、頭痛、口の乾き |
| 市販の有無 | 有り | 有り | 有り | 無し | 無し |
クラリチンと各抗ヒスタミン薬の詳しい比較
ここからは実際にクラリチン・ジェネリックと他の抗ヒスタミン薬の比較した情報を薬ごとに深堀していきます!
フェキソフェナジン(アレグラ)との違い
フェキソフェナジン(商品名:アレグラ)もクラリチン・ジェネリックと同じ第2世代抗ヒスタミン薬であり、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹の治療に使用されます。
ココロ薬局では海外向けのアレグラも取り扱っています。
効果・強さの比較
効果の強さを比較してみると、フェキソナフェナジンの方がより強いということができます。
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンをブロックしながら、炎症を抑えたりといったさまざまな効果があります。
副作用の比較
副作用を比較してみると、よく見られる症状に大きな違いはありません。
ただ、フェキソナフェナジンは眠気が出にくいといった特徴があるので、副作用として眠気が出ると不味い場合にはフェキソナフェナジンの方が適しているといえます。
用法の比較
用法で比較してみると、クラリチン・ジェネリックは1日1回の服用で良いのに対し、フェキソナフェナジンは1日2回の服用が必要です。
そのため、服用の手間がかかったり、服用を忘れてしまうリスクはフェキソナフェナジンの方が高くなっています。
市販薬の比較
クラリチン・ジェネリックとフェキソナフェナジンはいずれも市販されているため、薬局などでも手に入れることが可能です。
エピナスチン(アレジオン)との違い
エピナスチン(商品名:アレジオン)も第2世代抗ヒスタミン薬に分類されます。
効果・強さの比較
効果には個人差があるため一概にどちらが強いとは言えませんが、エピナスチンは抗ヒスタミン作用に加えて、アレルギー症状による鼻づまりに関与する物質(PAF)を抑える作用も持っています。
そのため、鼻づまりを伴う症状に対して、より効果が期待できる場合があります。
副作用の比較
副作用として眠気が出ることがありますが、クラリチン・ジェネリックと比較するとエピナスチンの方がやや眠気を感じやすいという報告があります。
眠気を避けたい場合は、クラリチン・ジェネリックの方が適している可能性があります。
用法の比較
いずれも1日1回の服用で効果が持続するため、服用に関する手間や飲み忘れのリスクに大きな違いはありません。
市販薬の比較
クラリチン・ジェネリック(クラリチンEX)とエピナスチン(アレジオン)は、どちらも市販薬が販売されているため、薬局やドラッグストアで購入することが可能です。
デスロラタジン(デザレックス)との違い
デスロラタジン(商品名:デザレックス)は、クラリチン・ジェネリックの有効成分ロラタジンの活性代謝物(※)であり、クラリチン・ジェネリックの改良型といえます。
(※そもそもロラタジンは肝臓で代謝されてデスロラタジンとなって効果を発揮しますが、デザレックスは最初から活性代謝物であるデスロラタジンを有効成分としているため、即効性に優れるとされています)
ココロ薬局ではデスロラタジンを配合したデザレックスのジェネリックも取り扱っています。
効果・強さの比較
デスロラタジンは、ロラタジンが体内で代謝されて作られる成分です。
そのため、クラリチン・ジェエリックと同じ効果に期待できますが、代謝されて作られる成分をそのまま服用するため、より強い効果に期待できます。
副作用の比較
副作用に大きな違いはありませんが、頭痛の副作用がデスロラタジンの方が出やすくなっています。
用法の比較
いずれも1日1回の服用で問題ないため、服用に関する手間などに違いはありません。
市販薬の比較
クラリチン・ジェネリックは市販されていますが、デスロラタジンは市販されていません。
そのため、手に入れやすさという観点で見るとクラリチン・ジェネリックの方が優れているといえます。
ビラスチン(ビラノア)との違い
ビラスチン(商品名:ビラノア)は、第2世代抗ヒスタミン薬です。
効果発現までの時間が短く、眠気などの副作用が出にくいのが大きな特徴となっています。
ただし、食事の影響を受けやすい特徴があるため、服用する時には注意が必要です。
ココロ薬局ではビラスチンを配合したビラノアのジェネリックも取り扱っています。
効果・強さの比較
ビラスチンは効果の発現が速く、抗ヒスタミン作用も強力であるとされています。
そのため、即効性や効果の強さの点では、ビラスチンの方がより優れた効果を実感できる可能性があります。
副作用の比較
ビラスチンは、脳への影響が極めて少ないように設計されており、眠気の副作用が非常に出にくいのが最大の特徴です。
副作用、特に眠気を最大限に避けたい場合には、ビラスチンが最も適した選択肢の一つとなります。
用法の比較
服用回数はどちらも1日1回ですが、用法には大きな違いがあります。クラリチン・ジェネリックが食事の影響を受けにくいのに対し、ビラスチンは食事の影響で効果が著しく低下するため、「空腹時(食前1時間または食後2時間)」に服用しなければなりません。
服用の手軽さやタイミングの自由度では、クラリチン・ジェネリックの方が優れています。
市販薬の比較
クラリチン・ジェネリックは市販されていますが、ビラスチンは処方箋が必要な医療用医薬品であり、市販されていません。
セレスタミンとの違いと併用について
セレスタミンは抗ヒスタミン薬(d-クロルフェニラミンマレイン酸塩)とステロイド(ベタメタゾン)を配合した薬で、アレルギー症状が重度の場合に使用されます。
アレルギーに伴う喘息の治療に使われることもあります。
ステロイドが配合されているため、基本的に頓服薬として使われることが多いのが特徴です。
普段はクラリチン・ジェネリックなどを使いつつ、症状が強いときのみセレスタミンを併用するケースがあります。
強さの違い
- セレスタミン>クラリチン・ジェネリック
(眠気など副作用のリスクはクラリチン・ジェネリックと比べて高く、添付文書にも服用後の運転や機械の操作には注意が必要との記載があります)
参考元:アレルギー科
クラリチン・ジェネリックは比較したり、症状に合わせたりして選ぼう
クラリチン・ジェネリックと、他の抗ヒスタミン薬の比較結果のポイントをまとめました。
- クラリチン・ジェネリックは効果がマイルド
- 効果の強さと眠気の強さは比例しない
- 抗炎症作用を含めた総合的な効果が最も強いのはセレスタミン
どの薬を選ぶかは、症状の強さやライフスタイル、眠気などのリスクを考慮して決めましょう!







