【徹底解説】デュタスの副作用って?副作用を把握してAGA治療を進めよう!


そんな不安を感じている人は、意外と多いです!
でも実際のところ、どんな副作用がどのぐらいの確率で起きるのか?
そして、どう対応すれば安心して治療を続けられるのかを把握しておくことで、安心してAGA治療を進められます。
こちらのページでは、そんなデュタスの副作用について全体像から具体的な症状、発生するタイミング、対処法までをまとめて紹介していきます。
デュタスの副作用ってそもそも何?
デュタス(デュタステリド)はAGA治療に有効な反面、副作用があらわれることもあります。
ここからは、どんな副作用があるのか、なぜ起きるのか、そしていつごろ出てくるのかを順に解説していきます。
よく知られるデュタスの副作用は?
デュタスの副作用としてよく知られているのが、性欲の低下や勃起のしづらさなどの性機能に関する変化です。ほかにも、服用初期に起こりやすい「初期脱毛」も有名です。
ただ、それだけではありません。
実は精神面や内臓系、ホルモンバランスなど影響が出る部位や症状の種類は多岐にわたります。
デュタスの副作用がでる理由とは?
デュタスは、体内の「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンを抑えることで、AGAの進行を食い止める薬です。
この働きはAGA対策として非常に効果的なのですが、同時に男性ホルモンであるDHTを抑えてしまうため、DHTが影響を与える「性欲の低下」や「精力減退」といった副作用を引き起こす原因になります。
つまり、副作用の多くはホルモンのバランスが変わることによる“自然な反応”でもあるのです。
デュタスを服用するといつから副作用がでるのか
デュタスの副作用が出るタイミングには個人差がありますが、早い人だと服用開始から1〜2週間以内に何かしらの変化を感じるケースもあります。
一方で、一般的には1〜3カ月以内に副作用が出ることが多く、「飲み始めてすぐに気づく」パターンばかりではありません。
また、初期脱毛など一時的に悪化したように見える症状も、時間が経つと自然に落ち着いていくことがほとんどです。
まずは副作用の種類を簡単に紹介します!
デュタスに見られる副作用はさまざまですが、そのほとんどは軽度なものです。
ここでは「よくある副作用」と「注意が必要な副作用」に分けて紹介していきます。
発現頻度の高いデュタスの副作用
デュタスの副作用で比較的よく見られるものは軽度で済むことが多く、副作用が日常生活に大きな支障を及ぼすことは稀です。
まずは、そんな発現頻度が高めの副作用をまとめてみました。
性機能障害(性欲減退、勃起障害、射精障害)
デュタステリドの副作用でもっとも多く報告されているのが、性機能に関する変化で、発現頻度は9%程度となっています。
具体的には、性欲が落ちたと感じる「性欲減退」、勃起しづらくなる「勃起障害」、そして射精時の精液量が減る・射精しづらくなるといった「射精障害」などがあります。
精神的副作用(うつ、気分の落ち込み)
一部の人にみられるのが、気分の落ち込みや軽度のうつ症状といった精神面の変化です。
いずれも1%未満の発現率となっていますがゼロではないので覚えておくように強いましょう。
乳房障害(肥大、圧痛)
デュタステリドの副作用には乳房に症状が出ることもあります。
具体的には「胸がふくらんできた」「押すと少し痛い」といった症状で、いわゆる女性化乳房(男性の胸が女性のようになる状態)や圧痛(軽く触れても痛みを感じる)が起こることがあります。
こちらの発現頻度は1%未満となっています。
アレルギー反応(かゆみなど)
皮膚に関するトラブルとして、発疹やかゆみなどのアレルギー反応が出ることがあります。こちらも発現頻度も1%未満となっています。
特に注意が必要なのは「初期脱毛」
これは副作用というより薬が効き始めている「証拠」とも言える現象です。
この初期脱毛は、デュタスによって毛根の成長サイクルが正常に戻る過程で成長が止まった髪が抜け落ち、新しい髪に生え変わるタイミングで起こります。
初期脱毛で一時的に脱毛が増えますが、これは新しい毛が生えるためのステップのひとつであるため、自然と脱毛は落ち着いていきます。
初期脱毛を知らない場合、薬を飲んでいるのに髪が抜けてしまうため、そこで服用を中止してしまう人もいますが、初期脱毛は薬が効いている兆しなのでデュタスの服用は継続しましょう。
重篤な副作用
デュタステリドは基本的に安全性の高い治療薬ですが、まれに注意すべき重大な副作用が報告されています。
発現頻度は稀とはいえ、症状によっては深刻な影響を及ぼす可能性があるため、見逃さずに早めの対応が重要です。
肝機能障害(ALT・AST上昇、黄疸)
デュタステリドは肝臓で代謝されるため、稀に肝機能に悪影響を与えることがあります。
血液検査で「ALT」や「AST」といった肝酵素の数値が上昇する、あるいは黄疸(皮膚や白目が黄色っぽくなる)が見られた場合は、注意が必要です。
肝機能障害は進行すると重症化する可能性もあるので「体がだるい」「食欲が落ちる」「尿の色が濃い」などの異変を感じたら、すぐに医療機関で診察を受けてください。
副作用の発生確率とリスク要因
ここまでで、デュタスに起こり得る副作用の種類は一通りお伝えしてきました。
ここからは、「実際にどのくらいの確率で起きるのか?」や「副作用が出やすい人の傾向」など、気になるポイントをわかりやすく解説していきます。
臨床試験でみる副作用の確率
デュタスの副作用発現率は非常に低い傾向にあります。
それは、デュタスと同じ成分を配合した先発薬のザガーロを用いて行われた臨床試験から見て取れます。
実際にザガーロを用いて行われた臨床試験での副作用とその発現率の表がこちらです。
| デュタステリド 0.1mg群 | デュタステリド 0.5mg群 | |
|---|---|---|
| 評価症例数 | 188 | 184 |
| 副作用発現例数(発現率) | 39(21%) | 30(16%) |
| 副作用名 | 発現症例数(発現率) | |
| 生殖系および乳房障害 | 10(5%) | 14(8%) |
| 勃起不全 | 6(3%) | 10(5%) |
| 射精不能 | 2(1%) | 1(<1%) |
| 射精障害 | 3(2%) | 2(1%) |
| 性機能不全 | 1(<1%) | 1(<1%) |
| 乳房腫大 | 1(<1%) | 0 |
| 精巣痛 | 0 | 1(<1%) |
| 精液変色 | 0 | 1(<1%) |
| 精神障害 | 14(7%) | 4(2%) |
| リビドー減退 | 9(5%) | 4(2%) |
| リビドー消失 | 2(1%) | 0 |
| 不安 | 1(<1%) | 0 |
| 抑うつ気分 | 1(<1%) | 0 |
| うつ病 | 1(<1%) | 0 |
| 抑うつ症状 | 1(<1%) | 0 |
| 胃腸障害 | 6(3%) | 4(2%) |
| 腹痛 | 4(2%) | 0 |
| 上腹部痛 | 0 | 1(<1%) |
| 腹部膨満 | 1(<1%) | 0 |
| 下痢 | 1(<1%) | 1(<1%) |
| 消化不良 | 1(<1%) | 1(<1%) |
| 歯の知覚過敏 | 1(<1%) | 0 |
| 消化管刺激症状 | 0 | 1(<1%) |
| 臨床検査 | 6(3%) | 5(3%) |
| 精液量減少 | 3(2%) | 2(1%) |
| トランスアミナーゼ上昇 | 2(1%) | 2(1%) |
| アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加 | 0 | 1(<1%) |
| 体重増加 | 1(<1%) | 0 |
| 神経系障害 | 3(2%) | 1(<1%) |
| 頭痛 | 1(<1%) | 0 |
| 傾眠 | 2(1%) | 0 |
| 浮動性めまい | 0 | 1(<1%) |
| 皮膚および皮下組織障害 | 1(<1%) | 2(1%) |
| そう痒症 | 1(<1%) | 1(<1%) |
| 発疹 | 0 | 1(<1%) |
| 感染症および寄生虫症 | 1(<1%) | 3(2%) |
| 鼻咽頭炎 | 0 | 3(2%) |
| 癜風 | 1(<1%) | 0 |
| 腎および尿路障害 | 1(<1%) | 0 |
| 着色尿 | 1(<1%) | 0 |
| 血液およびリンパ系障害 | 0 | 1(<1%) |
| 貧血 | 0 | 1(<1%) |
| 筋骨格系および結合組織障害 | 0 | 1(<1%) |
| 筋膜疼痛症候群 | 0 | 1(<1%) |
| 呼吸器、胸郭および縦隔障害 | 1(<1%) | 0 |
| 鼻閉 | 1(<1%) | 0 |
| 血管障害 | 2(1%) | 0 |
| 高血圧 | 2(1%) | 0 |
| 心臓障害 | 0 | 1(<1%) |
| 頻脈 | 0 | 1(<1%) |
最も報告件数が多い性機能障害(性欲減退や勃起障害)でさえ、発現率は5~8%と10%にも満たない割合となっており、そのほかの副作用に関しては、ほとんどが1%未満にとどまっています。
これはつまり、副作用を感じずに使えている人の方が圧倒的に多いということ。
「副作用が出たらどうしよう…」と不安になるのは当然ですが、確かなデータを見てみるとそこまで神経質になる必要がないことがわかります。
こうした確かな情報や知識があれば、安心してAGAの治療を始めたり、続けることができます。
個人差の理由
副作用の発現頻度にはかなり大きな「個人差」があります。
同じデュタスを使っていても、何の違和感もなく使える人もいれば、副作用が出てしまう人もいます。
これは、服用する人の体質や年齢・ホルモンなどが大きく関係しているためです。
もともとホルモンバランスが不安定な人や精神的に繊細なタイプの方は特に、影響を受けやすい傾向があります。
生活習慣(食事、運動、睡眠)との関連
デュタステリドの副作用リスクは、日々の生活習慣とも無関係ではありません。
たとえば、脂っこい食事ばかりで内臓に負担がかかっていたり、運動不足で代謝が落ちていたり、睡眠不足が続いてホルモンのバランスが乱れていたり。
こうした生活習慣の乱れが副作用の発現頻度に影響することがあるので、生活習慣を見直してみたりすることで、副作用を防げることもあります。
副作用が出た場合の対処法
万が一、副作用が出てしまっても慌てたりする必要はありません。
デュタスによる副作用の多くは対処できるものなので、ここからはデュタスの副作用の対処法について紹介します。
ED治療薬の使用
デュタスの副作用で多い性機能障害はED治療薬の使用で対策できます。
たとえば、バイアグラ・レビトラ・シアリスなどを状況に応じて使うことで、性機能障害へのストレスを軽減しながらAGA治療の継続が可能です。
ただし、ED治療薬との併用は人によって、合う・合わないがあるため事前に必ず医師に相談しておくようにしましょう。
定期的な血液検査で早期発見
デュタスによる肝機能障害を察知する方法として役立つのが血液検査です。
ASTやALTなどの増加を早期に察知することができるため、デュタスを服用している時は定期的に血液検査を行うようにしましょう。
その上で、医師にデュタスを使用している旨を伝え、対策するようにしましょう。
医師への相談
デュタスを服用して何か体調に異変を感じたときは、自己判断で薬を止めたりせず、医師に相談するのが一番の対策です。
「副作用っぽいけど様子を見よう」と我慢してしまうと、症状が悪化したり、ストレスが積み重なってしまうことも。
ちょっと気になる程度の異変でも、早めに伝えておくことで適切なアドバイスがもらえます。
セルフチェック方法
日々の体調を自分でチェックしておくのも、副作用対策のひとつです。
たとえば、以下のような項目を簡単に記録しておくと、変化に気づきやすくなります。
- 性欲や勃起の状態
- 睡眠の質(寝つき・途中覚醒)
- 気分や集中力の変化
- 肌や目の色の変化(黄疸対策)
これらの項目を毎日メモしておくだけで変化にも気づきやすくなりますし、医師に相談するときの材料にもなります。
まとめ
今回は、デュタス(デュタステリド)の副作用について詳しく紹介してきました。
副作用と聞くと身構えてしまいがちですが、多くは軽度で自然に治まるものであり、正しい知識と対処法があれば必要以上に怖がる必要はありません。
ポイントをまとめると
- よくある副作用は性機能障害や初期脱毛など
- 重篤な症状もあるが発現頻度は稀
- 副作用は個人差が大きく、生活習慣も影響する
- 対処法は薬の併用や定期的な血液検査、医師の相談など
安心してAGA治療を続けるうえで正しい知識を身に着けることは、最大の防御になるので、是非知っておくようにしましょう!



