【Q&A】低用量ピルの通販について
はい、ご自身で使用する目的で海外からピルを取り寄せることは、薬機法上で認められています。
ただし、お友達への譲渡や転売は法律で禁止されていますので、必ずご本人の使用分としてご注文ください。
低用量ピルは、配合されているホルモンの種類によって「世代」が分かれています。
第2世代(トリキュラー等)は不正出血が起こりにくく、安定した周期を作りやすいのが特徴です。
第3世代(マーベロン等)は男性ホルモンの作用を抑える力が強く、大人ニキビや多毛症の改善にも選ばれています。
第4世代(ヤーズ等)は超低用量で副作用が抑えられており、月経困難症の治療にも広く使われています。
初めての方は、ご自身の悩み(肌荒れ、生理痛など)に合わせてお選びいただくか、医師にご相談ください。
飲み始めの時期に吐き気、乳房のはり、不正出血などがみられることがありますが、2〜3ヶ月継続することで体が慣れ、収まることがほとんどです。
重大な副作用として「血栓症(血管内に血の塊ができる)」のリスクがわずかに高まります。激しい足の痛み、頭痛、胸の痛みを感じた場合は服用を中止し、医師の診察を受けてください。
低用量ピルにまつわる疑問・質問
低用量ピルは多くの女性にとって身近な選択肢となっていますが、初めて使用を検討する際や長期服用中には、さまざまな疑問や不安が生じるものです。
ここでは、よくある疑問・質問に対して、科学的根拠に基づいてわかりやすく回答します!
Q1.低用量ピルは種類が多すぎて何を選べばいいのか分かりません。
低用量ピルには、「世代」や「成分」によって多くの種類があります。
2025年現在は第1世代から第4世代まであり、それぞれ異なる特徴を持っています。
初めてピルを服用する場合は、長い実績がある第1・第2世代(トリキュラー等)を選ぶのがおすすめ。血栓症リスクも後世代のピルに比べて低いため、初めての服用に最適です。
その上で、3ヶ月ほど使用してみてから他の世代を検討してみてください。
ニキビが気になるなら、避妊効果に加えて抗アンドロゲン作用がある第3世代のマーベロンなどが向いているといえます。
なお、ピルの選択は個人の体質や生活スタイルによって大きく左右されるため、必ず医師に相談の上で処方してもらうピルを決定しましょう。
Q2.低用量ピルは種類が多すぎて何を選べばいいのか分かりません。
低用量ピルはいつ止めればいいですか?
- 妊娠を希望するようになった
- 閉経が近づいてきてホルモン補充の必要性が低くなった
このようなタイミングで中止を検討する方が多いです。
また、副作用が強く現れる場合や他の薬剤との相互作用が問題となる場合にも、医師と相談の上で中止を検討します。
長期服用による健康への悪影響を心配する必要はありませんが、定期的な健康チェックを受けながら、自分の状況に応じて適切なタイミングで判断することが大切です。
Q3.低用量ピルの服用でがんのリスクが高まると聞きました。本当ですか?
低用量ピルとがんのリスクについては、複雑な関係があります。
実際のデータをご紹介しますと、乳がんや子宮頸がんのリスクはわずかに上昇する傾向がありますが、一方で子宮体がんや卵巣がんのリスクは低下することが大規模な疫学調査で確認されています。
重要なのは、がんのリスクには個人の体質、生活習慣、遺伝的要因が大きく影響するということです。
ピルの服用歴だけでリスクが決まるものではありません。
がんの家族歴がある方や不安を感じる方は、医師に相談の上で個別にリスクとベネフィット(安全性・有用性)を評価してもらい、服用の可否を判断しましょう。
Q4.低用量ピルを飲むと将来妊娠しにくくなることはありませんか?
低用量ピルの服用が、将来の妊娠に悪影響を及ぼすことはありません!
これは多くの大規模研究で確認されている事実です。
ピルの服用を中止すれば、通常2〜3ヶ月で排卵が再開し、元の生理周期に戻ります。
中には服用中止後すぐに妊娠する方もいらっしゃいます。
長期間服用していた場合でも、妊娠率に影響はないとされています。
むしろ、ピルには子宮内膜症の進行を抑制する効果があるため、将来の妊娠に対してプラスの影響を与える場合もあります。
妊娠を希望する際は、服用を中止して自然な排卵の回復を待ちましょう。
Q5.低用量ピルを飲むと太りやすくなりますか?
服用開始直後には、ホルモンの影響でむくみやすくなったり、食欲が増進したりすることがあります。
これにより、一時的に体重が増加したと感じる方もいらっしゃいます。
しかし、多くの臨床研究において、ピルの服用と長期的な体重増加には関連がないことが示されています。
体重の変化を心配される場合は、規則正しい食事と適度な運動を心がけることで、健康的な体重を維持できます。
もし服用開始後に著しい体重変化を感じる場合は、他の要因も含めて医師に相談することをおすすめします。
Q6.低用量ピルを飲んでいて吐いてしまったり飲み忘れたら避妊効果はなくなりますか?
飲み忘れについては、24時間以上経過した場合に避妊効果が低下する可能性があります。
特に3日以上の飲み忘れは避妊効果が大幅に低下するため、要注意です。
この場合はいったん服用を中止し、次の生理開始日から新しいシートで服用を始める必要があります。
(中止から新シートでの服用を始める間は避妊具の使用など他の避妊方法を!)
また、服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合、ピルの成分が十分に吸収されていない可能性があるため、追加でもう1錠服用することが推奨されます。
飲み忘れや嘔吐があった場合は、その後1週間程度は他の避妊法を併用することで、確実な避妊効果を得られます。
不安な場合は、医師や薬剤師に相談して適切な対応方法を確認しましょう。
Q7.低用量ピルを飲んでいて吐いてしまったり飲み忘れたら避妊効果はなくなりますか?
かつては、低用量ピルとトラネキサム酸の併用は禁忌とされていました。
これは、どちらの薬剤も「血栓症のリスクを高める可能性がある」と考えられていたためです。
しかし現在では、医学的知見の蓄積により、トラネキサム酸の服用量や服用期間を適切に限定すれば、併用は可能であることが分かっています。
ただし、血栓症のリスクを最小限に抑えるため、医師の指導のもと、慎重に服用する必要があります。
併用を検討する場合は、必ず処方医に相談し、定期的な経過観察を受けながら服用しましょう。
低用量ピルを服用することができないケース
低用量ピルは多くの女性にとって有効な選択肢ですが、健康状態や年齢、生活習慣によっては服用できない場合があります。
これは血栓症などの重篤な副作用のリスクを避けるためです。
以下の条件に該当する方は、低用量ピルの服用はできません。
低用量ピルの併用禁忌薬
低用量ピルと同時に服用すると、重篤な副作用を引き起こす可能性がある薬剤があります。
これらの薬剤を服用中の方は、低用量ピルの使用はできません。
低用量ピルの併用注意薬
併用禁忌ではありませんが、併用する際には注意が必要な薬剤があります。
医師による慎重な経過観察のもとで服用する必要があります。
低用量ピルの服用方法
低用量ピルは正しい服用方法を守ることで、高い避妊効果と安全性を得ることができます。
一般的な21錠タイプの場合、1日1錠を毎日決まった時間に21日間続けて服用します。
22日目から7日間は休薬期間とします。
(休薬期間に、月経様の出血が起こります)
薬を飲む21日間+休薬期間の7日間=28日間が1クールとなります。
28錠タイプの場合は、28日間継続して服用します。
21日間は有効成分が配合された実薬を服用し、22日目からの7日間は有効成分が配合されていない偽薬(プラセボ錠)を服用します。
この場合、実薬21日間+偽薬7日間=28日間が1クールとなります。
服用開始は、月経開始日から5日以内に始めるのが基本です。
月経開始日に服用を始めた場合、その日から避妊効果を得られます。
しかし2日目以降に服用を始めた場合、最初の7日間は避妊効果が不十分であるため、他の避妊法を併用する必要があります。
なお、毎日同じ時間に服用することで、ホルモン濃度を安定させ、高い避妊効果を維持できます。
飲み忘れを防ぐため、起床時や就寝前など、生活習慣に合わせた時間を設定しましょう。
低用量ピルを飲み忘れてしまったときの対処方法
低用量ピルの飲み忘れは、避妊効果に直接影響するため適切な対処が重要です。
飲み忘れた期間によって対処方法が異なり、長期間の飲み忘れほど避妊効果の低下が著しくなります。
以下では、飲み忘れの期間別に具体的な対処方法をご説明します。
1日分飲み忘れてしまった場合
飲み忘れが1日分(24時間未満)の場合は、気づいた時点で飲み忘れた1錠をすぐに服用してください。
その日の分のピルは、通常通り決められた時間に服用します。
つまり、その日は合計2錠を服用することになります。
この場合、避妊効果への影響は最小限であり、特別な追加の避妊法を併用する必要はありません。
ただし、今後の飲み忘れを防ぐため、服用時間の見直しやアラーム設定などの対策を検討しましょう。
2日分飲み忘れてしまった場合
飲み忘れが2日分(48時間未満)の場合は、気づいた時点で前日と当日の飲み忘れた2錠をすぐに服用してください。
避妊効果が低下している可能性があるため、その後7日間はコンドームなどの他の避妊法を必ず併用する必要があります。
この期間中は特に注意深く避妊を行い、不安な場合は医師に相談することをおすすめします。
7日間の併用期間が終われば、通常の避妊効果が期待できるようになります。
3日以上飲み忘れてしまった場合
飲み忘れが3日分以上(72時間以上)の場合、避妊効果は期待できません。
現在のシートでの服用を中止し、次の月経が来てから新しいシートを開始してください。
次のシートを開始するまでの間は、コンドームなどの他の避妊法を使用する必要があります。
飲み忘れていた期間中に性交渉があった場合は、妊娠の可能性を考慮して緊急避妊薬の服用を検討し、速やかに医師に相談しましょう。
低用量ピルを使った生理日の調整方法(生理日の移動方法)
低用量ピルの大きなメリットの一つが、生理日を自分の都合に合わせて調整できることです。
旅行や大切なイベント、スポーツの試合などがある際に、生理日を早めたり遅らせたりすることができます。
この方法は医学的に安全性が確認されており、多くの女性が活用しています。
ただし、生理日の調整は計画的に行う必要があり、急な変更には限界があります。
以下では、生理を早める場合と遅らせる場合の具体的な方法をご説明します。
生理を早めたい場合の服用方法
生理を早めるには、早めたい生理の前月の生理開始から5日以内にピルの服用を開始する方法を用います。
ただし、14日以上の服用継続が必要で、それ未満では効果が期待できません。
ステップ
早めたい生理の前月の生理開始から5日以内に低用量ピルの服用を開始する
ステップ
早めたい日数分を21日から差し引いた日数で服用を中止する
(例:3日早めたい場合は18日目で中止)
ステップ
服用中止から2〜3日後に月経様の出血が始まるのを待つ
生理を遅らせたい場合の服用方法
生理を遅らせるには、休薬期間を設けずに新しいシートを継続して服用する方法を用います。比較的安全な方法ですが、遅らせるのは10日間が限度といわれています。
ステップ
休薬期間(7日間)を設けず、すぐに新しいシートの服用を開始する
ステップ
遅らせたい日数分だけ新しいシートから継続して服用する
ステップ
服用を中止してから2〜3日後に月経様の出血が始まる
ステップ
3ヶ月以上の連続服用を避け、不正出血が続く場合は医師に相談する
低用量ピルの副作用リスク
低用量ピルは安全性の高い薬剤として広く使用されていますが、他の医薬品と同様に副作用が起こる可能性があります。
副作用の多くは軽微で一時的なものですが、中には注意が必要なものもあります。
服用開始前に副作用について正しく理解することで、適切な対応と安心した服用が可能になります。
以下、代表的な副作用について、発生頻度や対処法とともに詳しくご説明します。
最もあらわれやすい副作用「悪心」
悪心(吐き気)は低用量ピル服用者の約10〜30%に見られる最も頻度の高い副作用です。
これは含有されているエストロゲンが胃腸に影響を与えることが原因とされています。
通常、服用開始から1〜3ヶ月以内に症状は軽減または消失することがほとんどです。
症状を軽減するためには、次のような工夫が効果的です。
症状が強い場合や長期間続く場合は、ピルの種類を変更することで改善する可能性があるため、医師に相談することをおすすめします。
服用初期にあらわれやすい副作用「不正出血」
不正出血は服用開始から最初の3ヶ月間に約20〜50%の方に見られる副作用です。
これは体がホルモンバランスの変化に適応する過程で起こる現象で、多くの場合は軽微な出血や茶色いおりもの程度です。
継続服用により徐々に頻度は減少し、3〜6ヶ月後にはほとんどの方で改善します。
ただし、大量の出血が続く場合や、服用開始から6ヶ月以上経過しても不正出血が頻繁に起こる場合は、他の原因も考慮して医師の診察を受ける必要があります。
「子宮頸がん」や「乳がん」のリスクが上昇する?
低用量ピルの長期服用により、子宮頸がんのリスクはわずかに上昇するとされており、5年以上の服用で約1.5倍のリスク増加が報告されています。
乳がんについても、現在服用中および服用中止後10年以内でわずかなリスク上昇(約1.2倍)が認められています。
しかし、これらのリスク上昇はきわめて小さく、例えば乳がんの場合、10万人あたり年間で数例程度の増加にとどまります。
一方で、低用量ピルは卵巣がんや子宮体がんのリスクを約30〜50%減少させる効果があることも確認されており、全体的ながんリスクは必ずしも増加しません。
重篤な副作用「血栓症」は起こりやすい?
血栓症は低用量ピルの最も重篤な副作用として知られていますが、実際の発生頻度はそれほど高くありません。
一般的な低用量ピル服用者における血栓症の発生率は10万人あたり年間3〜9例程度とされており、これは妊娠中の血栓症リスク(10万人あたり年間約60例)よりも低い数値です。
ただし、35歳以上の喫煙者、肥満、血栓症の家族歴がある方などは、リスクが大幅に上昇するため注意が必要です。
血栓症の初期症状には、突然の胸痛、息切れ、激しい頭痛、片側の手足のしびれなどがあります。
これらの症状が現れた場合は直ちに医療機関を受診してください。
低用量ピルを構成する2つのホルモン
低用量ピルは、女性の体内で自然に分泌される2種類の女性ホルモンと同様の働きをする合成ホルモンから構成されています。
具体的には、エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)とプロゲスチン(黄体ホルモン)の組み合わせにより、排卵を抑制し高い避妊効果を発揮します。
これらのホルモンの種類や配合量の違いによって、ピルの特性や適応する症状が変わるため、個人の体質や目的に応じた選択が重要になります。
エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)
エチニルエストラジオールは、卵巣から分泌される天然の卵胞ホルモン「エストラジオール」を人工的に合成したホルモンです。
低用量ピルには一般的に20〜35mcgが含有されており、この量によって「超低用量」「低用量」に分類されます。
エチニルエストラジオールの主な役割は排卵の抑制と子宮内膜の安定化で、これにより確実な避妊効果と規則的な月経周期を実現します。
また、骨密度の維持やコレステロール値の改善などの副次的効果もありますが、一方で血栓症リスクの主な要因でもあるため、含有量は必要最小限に設定されています。
プロゲスチン(黄体ホルモン)
プロゲスチンは、卵巣から分泌される天然の黄体ホルモン「プロゲステロン」と同様の作用を持つ合成ホルモンの総称です。
低用量ピルの避妊効果の中心的役割を担い、頸管粘液を粘稠化させて精子の侵入を防ぎ、子宮内膜を薄くして受精卵の着床を阻害します。
配合されているプロゲスチンの種類は、低用量ピルの「世代」によって異なります。
| 第1世代 | ノルエチステロン |
|---|
| 第2世代 | レボノルゲストレル |
|---|
| 第3世代 | デソゲストレル、ゲストデン |
|---|
| 第4世代 | ドロスピレノン |
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世代が新しいほど抗アンドロゲン(男性ホルモン)作用が高く、ニキビや体重増加などの副作用が軽減される傾向があります。
また、血栓症リスクについては世代によって差があるとされており、個人のリスク要因と合わせて適切な選択が重要です。
低用量ピルの「世代」と各世代の特徴
第1世代:ノルエチステロン

低用量ピルとして最初に製造承認されたものに配合されている黄体ホルモンがノルエチステロンです。
このノルエチステロンを配合した低用量ピルとして、国内ではシンフェーズやフリウェルLD、ルナベルLDといったものが処方されています。
このノルエチステロンは出血量が減少しやすいという特徴があり、月経困難症などの生理に関する悩みに対して高い効果を持っているとされています。
第2世代:レボノルゲストレル

第二世代の低用量ピルに配合されているのがレボノルゲストレルです。
こちらのレボノルゲストレルを配合した第二世代の低用量ピルとしてランキングでも高い人気を誇ったトリキュラーのほか、アンジュやラベルフィーユといったものが処方されています。
こちらのレボノルゲストレルは不正出血が起こりにくいという特徴があり、安定した生理周期のサイクルを作るのに役立つとされています。
第3世代:デソゲストレル

デソゲストレルは第三世代の低用量ピルに配合されている黄体ホルモンです。
こちらのデソゲストレルは男性ホルモンの作用を抑制する効果が高いとされており、ニキビや男性ホルモンが由来となる多毛症などに対しても高い効果を発揮するとされています。
このデソゲストレルを配合した低用量ピルとしてはマーベロンやノベロンなどがあり、国内でもファボワールが処方されてます。
第4世代:ドロスピレノン

低用量ピルの中で最も新しい世代となっているのがドロスピレノンを配合した第四世代のものになります。
代表的なものとしてヤスミンやヤミニ、ドロスペラなどがあります。
このドロスピレノンは男性ホルモン作用が少ないため、肌トラブルなどの副作用が起きにくいという特徴があります。また、月経困難症や子宮内膜症に対して高い効果があるとされています。
低用量ピルの「1相性」「3相性」ってなに?
低用量ピルは、1シート中のホルモン配合量が一定かどうかによって「1相性」と「3相性」に分類されます。
これは、女性の自然な月経周期におけるホルモン変動を再現するかどうかの違いで、それぞれに特徴と利点があります。
1相性ピルは、1シート21錠すべてに同じ量のホルモンが配合されているタイプです。
代表的な製品には「マーベロン 」「ヤーズ 」などがあります。
すべての錠剤でホルモン量が一定のため、飲み忘れた際の対処が簡単で、生理日の調整も行いやすいという特徴があります。
また、不正出血が起こりにくく、安定した効果が期待できます。
3相性ピルは、自然な月経周期のホルモン変動に合わせて、1シート中でホルモン配合量が3段階に変化するタイプです。
代表的な製品には「トリキュラー 」「アンジュ」などがあります。
自然なホルモン変動を再現することで、総ホルモン量を抑えられ、副作用が軽減される可能性があります。
ただし、錠剤の順番を間違えると効果に影響するため、正確な服用順序の確認が必要です。
低用量ピルで得られる効果・副効果

低用量ピルは避妊を主目的として開発された薬剤ですが、ホルモンバランスを調整することでさまざまな副次的効果も期待できます。
これらの効果は、エストロゲンとプロゲスチンが女性の生理機能に与える影響によるもので、多くの女性の生活の質向上に貢献しています。
ただし、効果の現れ方や程度には個人差があり、すべての方に同様の効果が得られるわけではありません。
以下、低用量ピルによって期待できる主な効果について詳しくご説明します。
避妊

低用量ピルの最も重要な効果は避妊です。
正しく服用した場合の避妊効果は99.7%以上と非常に高く、これは3つのメカニズムによるものです。
まず、エチニルエストラジオールとプロゲスチンが脳下垂体に作用し、排卵を抑制します。
次に、プロゲスチンが子宮頸管粘液を粘稠化させ、精子の子宮内への侵入を困難にします。
さらに、子宮内膜を薄くすることで、万が一受精が起こっても着床を防ぎます。
この三重の作用により、確実な避妊効果を実現しています。
PMS(月経前症候群)・PMDD(月経前不快気分障害)の改善
PMSは月経前3〜10日間に現れる身体的・精神的症状の総称です。
頭痛、腹痛、むくみ、イライラ、抑うつ気分などが見られます。
PMDDはPMSの重篤な形で、日常生活に著しい支障をきたす精神症状が特徴です。
低用量ピルは、月経周期におけるホルモン変動を抑制することで、これらの症状を軽減します。
特にドロスピレノン を含む「ヤーズ 」「ヤーズフレックス」は、PMDD治療薬として承認されており、高い改善効果が期待できます。
生理不順の改善・生理日の調整(移動)
生理不順は、月経周期が25日未満や39日以上の場合、または周期が一定しない状態を指します。
多くの場合、ホルモンバランスの乱れが原因です。
低用量ピルは外部からホルモンを補給することで、規則正しい28日周期の人工的な月経を作り出します。
また、服用期間を調整することで生理日を早めたり遅らせたりすることも可能で、旅行や重要なイベントに合わせた計画的な調整ができます。
生理痛・月経過多の緩和
生理痛の主な原因は、子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンという物質による子宮収縮です。
月経過多は、正常な月経量(20〜140ml)を超えて大量の出血が起こる状態です。
低用量ピルは子宮内膜を薄くすることで、プロスタグランジンの産生を減少させ、生理痛を軽減します。
同時に月経量も減少するため、月経過多の改善にも効果的です。
どの世代のピルでも生理痛緩和効果は期待できますが、個人の体質や症状に応じて最適なピルを選択することが重要です。
子宮内膜症の改善
子宮内膜症は、子宮内膜に似た組織が子宮外で発育・増殖する疾患で、激しい生理痛や不妊の原因となります。
月経のたびに進行するため、排卵や月経を抑制することが治療の基本となります。
低用量ピルは排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えることで、子宮内膜症の進行を遅らせ、症状を改善します。
長期間の連続服用により、より高い効果が期待できます。
子宮体がん・卵巣がんのリスク低下
子宮体がんは子宮内膜から発生するがんで、卵巣がんは卵巣から発生するがんです。
どちらも女性ホルモンの影響を受けやすいがんとして知られています。
低用量ピルの服用により、これらのがんのリスクが有意に減少することが大規模な疫学調査で確認されています。
この効果は服用期間が長いほど顕著で、服用中止後も長期間にわたって持続します。
これは、排卵回数の減少と子宮内膜の安定化によるものと考えられています。
ニキビ・肌荒れの改善
ニキビや肌荒れの多くは、男性ホルモン(アンドロゲン)の影響による皮脂分泌の増加が原因です。
低用量ピルに含まれるエストロゲンは、肝臓でのアンドロゲン結合蛋白の産生を促進し、血中の遊離アンドロゲンを減少させます。
特にデソゲストレル を含む「マーベロン 」「ファボワール」や、ドロスピレノンを含む「ヤーズ 」は抗アンドロゲン作用が強いため、ニキビ改善効果が高いとされています。
多毛の改善・体毛が薄くなる
女性の多毛症は、男性ホルモンの過剰な作用により、顔や体に男性のような濃い毛が生える状態です。
低用量ピルは男性ホルモンの作用を抑制することで、多毛症状を改善し、体毛を薄くする効果があります。
この効果も、デソゲストレル やドロスピレノン を含むピルで特に顕著に見られます。
ただし、効果が現れるまでには6ヶ月以上の継続服用が必要で、個人差も大きいのが特徴です。
低用量ピルを通販で購入する方が多い理由
低用量ピルは、通販サイト(個人輸入代行サイト)で購入する方が非常に多い薬のひとつです。
ここでは、通販サイトで購入する方が多い理由を解説します!
クリニックよりも価格が安い

通販サイトで購入する理由のひとつとして、クリニックで処方してもらうよりも安く買えるということが挙げられます。
避妊を目的とした処方の場合、自由診療となってしまうため、どうしても経済的な負担が大きくなってしまいます。
さらに、診察料や検査料などの諸費用が必要となるため、ピルを購入したいだけであっても、それ以外の費用がかかってしまいます。
しかし通販サイトで購入する場合は、ピルの費用と送料以外の費用は必要ありません。
- まとめ買いで通常より安い価格で購入できる
- クーポンを使用できる
このように、クリニックよりも経済的な負担を少なく済ませることも可能です。
避妊目的の場合は保険が適用されない!
低用量ピルを避妊目的で使用する場合、健康保険は適用されず全額自己負担となります。
これは、避妊が疾病の治療ではなく、個人の選択による予防的な使用と位置づけられているためです。
一方で、月経困難症、子宮内膜症、機能性月経困難症、月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)などの治療目的で処方される場合は、健康保険が適用されます。
この場合、3割負担となり、経済的負担が軽減されます。
毎月のクリニック通院が面倒
通販で購入する理由のひとつとして、通院負担がないということが挙げられます。
ピルは基本的に1~3ヶ月分を処方してもらうことができます。
クリニックによっては血液検査を実施した上で、6~12カ月分まで処方してもらえることもあります。
しかし、たとえば「1ヶ月分しか処方してもらえない」となると毎月クリニックに足を運ぶ手間が増えますし、「6ヶ月や12ヶ月に1回」となると、それはそれで習慣化されないため、途端に面倒になってしまうことがあります。
通販サイトやオンラインクリニックなどであれば、必要な分を購入(注文)するだけで、あとは自宅に届くのを待つだけ!
クリニックに通うための手間がかかりません。